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更新日時:
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蜻蛉日記原文全集「忌みの所になん夜ごとに」 |
著作名:
古典愛好家
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蜻蛉日記
忌みの所になん夜ごとに
「忌みの所になん、夜ごとに」
とつぐる人あれば、心やすからでありふるに、月日はさながら、
「鬼やらひ来(き)ぬる」
とあれば、あさましあさましと思ひはつるもいみじきに、人はわらは、おとなともいはず、
「なやらふなやらふ」
とさわぎののしるを、われのみのどかにて見聞けば、ことしも心ちよげならんところのかぎりせまほしげなるわざにぞ見えける。
「雪なんいみじうふる」
といふなり。年のをはりには何ごとにつけても思ひのこさざりけんかし。
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