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古代ギリシアの文化(ホメロス、ソクラテス、アリストテレスなど) 受験対策問題 9 |
著作名:
レキシントン
37,115 views |
古代ギリシアの文化で押さえておきたいポイント
※赤字部分が問題に出そうな部分です。赤色の暗記シートなどで隠して見てください。
文学
・ホメロス
最古の叙事詩人。トロイア戦争を描いた『イリアス』、『オデュッセイア』が有名。
・ヘシオドス
叙事詩人。紀元前700年頃活躍。代表作は『労働と日々』、『神統記』。
・サッフォー
叙情詩人。レスボス島出身の女性詩人。
・アナクレオン
叙情詩人。恋愛や酒を題材にした。
・ピンダロス
叙情詩人。オリンピア競技をテーマにした。代表作は『競技祝勝歌』。
・アイスキュロス
三大悲劇詩人の1人。ペルシア戦争に参加。代表作は『アガメムノン』、『縛られたプロメテウス』。
・ソフォクレス
三大悲劇詩人の1人。ペリクレスと親交を持ち、将軍にもなった。代表作は『オイディプス』、『アイアス』。
・エウリピデス
三大悲劇詩人の1人。新しい傾向の作品を作った。代表作は『メディア』。
・アリストファネス
喜劇作家。デマゴーグやソクラテス、エウリピデスを批判。代表作は『女の平和』、『女の議会』
哲学
・ギリシア哲学は紀元前6世紀にイオニア植民市のミレトスを中心におこり、ここで生まれた哲学者をイオニア学派またはミレトス学派と呼ぶ。
・タレス
紀元前624頃~紀元前546頃。「哲学の父」でイオニア学派の祖。万物の根源を水と考えた。
・ピタゴラス
紀元前582頃~紀元前497頃。サモス島出身の哲学者。万物の根源を数と考えた。
・ヘラクレイトス
紀元前544頃~?。エフェソス出身の哲学者。万物の根源を変化と考え、「万物は流転する」という言葉を残した。火を変化の象徴とした。
・デモクリトス
紀元前460頃~紀元前370頃。イオニア学派。万物の根源を原子(アトム)と考えた。
哲学者 | 年代 | 出身地 | 万物の根源 |
タレス | 前624頃~前546頃 | ミレトス | 水 |
ピタゴラス | 前582頃~前497 | サモス島 | 数 |
ヘラクレイトス | 前544頃~? | エフェソス | 火 |
デモクリトス | 前460頃~前370 | イオニア | 原子(アトム) |
・プロタゴラス
紀元前485頃~紀元前415頃。代表的なソフィストで、「人間が万物の尺度」と述べた。
・ソクラテス
紀元前469頃~紀元前399。知徳合一を主張し、問答法により「無知の知」を自覚させた。
・プラトン
紀元前427~紀元前347。ソクラテスの弟子。イデアという観念を主張し、プラトン哲学の祖となる。『国家論』、『対話篇』を著した。また、アカデメイアという学園を建てた。
・アリストテレス
紀元前384~紀元前322。プラトンの弟子で、アレクサンドロス大王の教育係となる。リュケイオンという学園を建て、「万学の祖」といわれる。『形而上学』、『アテナイ人の国政』、『政治学』を著した。
医学・歴史学・建築学
・ヒッポクラテス
紀元前460頃~紀元前375頃。コス島出身の医学者。「医学の父」とされる。
・ヘロドトス
紀元前485頃~紀元前425頃。ハリカルナソス出身の歴史家。ペルシア戦争史として『歴史』を著した。
・トゥキディデス
紀元前460頃~紀元前400頃。ペロポネソス戦争史として『歴史』を著した。未完の作品。
・フェイディアス
紀元前490頃~紀元前430頃。ペリクレスと親交をもち、パルテノン神殿再建工事の責任者となった。現存しないが、作品として「アテネ女神像」を作った。
・プラクシテレス
紀元前4世紀の彫刻家。作品として「ヘルメス像」がある。
ギリシア建築には、列柱が無装飾で重厚なドーリア式(代表例:パルテノン神殿)、柱頭に渦巻き装飾が付けられ優雅なイオニア式(代表例:エレクティオン神殿)、柱頭の装飾が更に複雑化したコリント式(代表例:ゼウス神殿)の3つの建築様式が存在した。
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