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ビザンツ帝国史 ~ビザンツ帝国の成立とユスティニアヌス帝~ |
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著作名:
エンリケ航海王子
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イスタンブールというトルコの首都を知っていますか??この都市は過去にコンスタンティノープルという都で、現在のトルコが建国されるまで、そこにはビザンツ(東ローマ)帝国というキリスト教国がありました。今日はこの帝国について解説したいと思います。
ローマ帝国の末期の330年、時のローマ皇帝コンスタンティヌスは、古代ギリシアの植民地だったビザンティウムを自らの名前を冠したコンスタンティノープルという呼び名に変え、都を建造しました。
コンスタンティヌスから更に時代はくだり、テオドシウス1世の時代に入ると、ローマ帝国は衰退してしまいます。
その後テオドシウス1世が死ぬとローマ帝国は東西に分裂し、それぞれ西ローマ帝国、東ローマ帝国として別々の帝国となりました。
東ローマ帝国を別名ビザンツ帝国と呼びますが、その名前は首都の旧名ビザンティウムに由来しています。
その後西ローマ帝国は476年、ゲルマン人傭兵オドアケルによって滅ぼされてしまいますが、東ローマ帝国はその後1000年以上も繁栄します。
初期ビザンツ帝国で最も繁栄した時代を築いたのがユスティニアヌス1世(在位527年〜565年)です。彼の統治を支えたのが、皇后テオドラでした。
(ユスティニアヌス帝)
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