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言葉の単位「文章・段落・文・文節・単語」の見分け方 |
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著作名:
春樹
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私たちが普段話している日本語は、5つの言葉にわけて考えることができます。
文章、段落、文、文節、単語です。
文章とは、言葉の中で最も大きい単位です。
わかりやすく言うと、単行本の最初~最後、これが文章です。
文章中に、書き出しが一段下げて始まっている箇所があるかと思います。
一段下げた箇所から次の一段下げた箇所までの1ブロックのことを段落と言います。
句点「。」で区切られているものを文と言います。
すぐ上の文章「句点~言います。」これが1文ですね。
文の意味をできるだけ短く区切った一区切りを文節と言います。
例えば「明日は雨が降ると思うよ」という文章を文節に区切ってみます。
「明日は(ね)/雨が(ね)/降ると(ね)/思うよ(ね)」
「ね」をいれて自然に切れるところが分節の切れ目となります。
意味をもつ言葉で、これ以上分解できない最小単位のことを単語と言います。
例えば先程の「明日は雨が降ると思うよ」という文ですが、これを単語で区切ってみます。
「明日/は/雨/が/降る/と/思う/よ」
ここで「明日」という言葉について考えてみます。「明日」は「明」と「日」が2つ組み合わさって初めて「明日」という意味を持ちます。つまり明日は「明/日」とすると意味が変わってしまいますので、「明/日」とすることはできません。
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