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名詞の種類(中学国語の文法) |
著作名:
春樹
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名詞の種類(中学国語の文法)
ここでは、名詞の種類について説明しています。名詞とは、物事の名称を表す単語のことで、品詞の一種です。
名詞には、普通名詞、固有名詞、代名詞、形式名詞、転成名詞、数詞といくつもの種類があります。
普通名詞
普通名詞とは、えんぴつ、シャーペン、消しゴムなどのように、普通の一般的な名称のことです。えんぴつをみてこれはボールペンだという人はいませんし、犬をみてこれは猫だという人もいませんよね。
つまり、物事の一般的な名称を表す単語。
例)犬、猫、えんぴつ、ボールペン、車、家、かばん など
例文:犬は人間の友達だ。川の水は冷たい。りんごは赤くて甘い。
固有名詞
固有名詞とは人の名前や地名のように、それ以外には存在しない特定の対象を表す名詞のことです。
例えば「山」という名詞を考えてみましょう。「山」は普通名詞で、「山」だけではどの山を指しているのかわかりません。しかし「富士山」と言ったらどうでしょう。富士山は世界で1つだけの山で、すぐにわかりますよね。
例文:例:徳川家康は戦国時代の武将だった。仙台市は東北地方の中心都市だ。スペインはヨーロッパにある国だ。浦島太郎は日本の昔話の主人公だ。
代名詞
代名詞とは、「私」、「彼」、「彼女」のようなものです。英語で考えるとわかりやすいです。
I(私),We(私たち),You(あなた/あなたたち),He(彼),She(彼女),It(それ),They(彼ら/彼女ら/それら)、これが代名詞です。
例文:私は中学校の生徒です。あなたはどこに住んでいますか?彼は野球が得意だ。彼女は楽器がが上手だ。これは私の教科書です。
形式名詞
形式名詞とは、「こと」「もの」「とき」「ほう」と覚えましょう。詳細に言えば、それ自身では実質的な意味を持たず、常に連体修飾語を受けて使われる単語のことを指します。
・「大切なこと はあきらめないことだ」
・「それは彼の考えによるものだ」
・「海に行くときはいつも日焼け止めをぬっている」
・「そのほうがいいと思います」。
※文節を区切る問題でよく出題されます。
例文:楽器を弾くことが好きだ。彼の言うものは信じられない。外に出るときは、財布を持っていく。
転成名詞
転成名詞とは、ほかの品詞が名詞に変化したものです。
例えば、「静けさ」、「帰り」、「流れ」のようなものです。「静けさ」は「静か」という形容詞が、「帰り」は帰るという動詞が、「流れ」は「流れる」という動詞がそれぞれ名詞に変化したものです。
例文:走る(動詞)→走ることが楽しい。赤い(形容詞)→赤い色が好きだ。
数詞
最後は数詞です。数詞とは、個数や数量などを表す名詞のことです。
1個、1kg、1mなどです。これも名詞の一部なんですね!
例文:一つ、二個、三枚(基数詞)、第一番、第二番、三つ目(序数詞)など。
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