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源氏物語『若菜上・夜深き鶏の声』(三日がほどは夜離れなく〜)の現代語訳・口語訳と解説
著作名: 走るメロス
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品詞分解

品詞分解:「三日がほどは夜離れなく渡り給ふを〜」の品詞分解


単語・文法解説

いよいよいっそう
たきしめさせ「たきしめ」はマ行下二段活用「たきしむ」の未然形。「香をたきつける」の意味。「させ」は使役の助動詞「さす」の連用形
あだあだしく形容詞「あだあだし」の連用形。浮気っぽい、移り気である
言ふかひなげに形容動詞「言ふかひなげなり」の連用形。「言ふかひ」は「話のしがい」、「なげなり」は「なさそうだ」を意味し、あわせて「話のしがいがなさそうだ」、転じてここでは「取り付く島もない」と訳す
恥づかしう形容詞「恥づかし」連用形のウ音便。気恥ずかしい
とみに形容動詞「とみなり」の連用形。急に、すぐに
なよよかに形容動詞「なよよかなり」の連用形。衣服が柔らかである




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