文ってなに?
文っていうのは、いくつかの語が、ある順序で並んだとき、さまざまな意味を持つことです。
文は、大文字で始まって、終わりにはその文の種類によってピリオド(.)や疑問符(?)、感嘆符(!)がつきます。
主部と述部
■A little baby is walking toward me.
(小さい赤ちゃんが私に向かって歩いてきている。)
日本語でも、文の要素には
主部と
述部がありますね。
その名の通り、主部は主語を含む部分で、「〜は、〜が」にあたるものです。
一方、述部は、主部に続くもので「〜である、〜する」といった部分のことです。
例文で見てみましょう。
この例では、A little babyが主部、is walking toward me. が述部です。
ちなみに主語はどれかわかりますか?
主語は主部の中心になる語で、名詞(冠詞などを含む)か代名詞しかなれません。
ここでは冠詞と名詞の
A babyが主語ですね。
述部にも中心になる
述語動詞という語が含まれています。
この例では、is walking toward me. が述部で、is walking が述語動詞です。
目的語
■He bought a new camera.
(彼は新しいカメラを買った。)
目的語っていうのは、「〜する」などを表す動詞が対象とする語のことです。
この例文では、bought(buy の過去形の)の目的語が、a new Camera. になってます。
目的語になれるのは、名詞と代名詞だけ!
ちなみに、目的語は2つ以上になる場合があります。
■He bought me this camera.
(彼は私にこのカメラを買ってくれた。)
目的語は動詞の対象になる語ですから、この例文では、bought の目的語が、me と this camera. の2つになっています。
補語
■My father is a teacher.
(私の父は教師です。)
■The news made me sad.
(そのニュースで私は悲しくなった。)
補語っていうのは、主語や目的語の内容を補う語のことです。
最初の例文は、My father という主語を a teacher. という補語が補っています。
二番目は、made という動詞の目的語の me を、sad. という補語が補っています。
補語になれるのは、名詞、代名詞、形容詞だけ!
修飾語
■The small man had a box full of pictures.
(その背の低い男は、写真がたくさん入った箱を持っていた。)
修飾語っていうのは、その名の通り、飾る(修飾する)言葉です。何を修飾するのかというと、主語、動詞、目的語、補語で、こうした語の意味を付け加えたりします。
この例文では、 man の修飾語として small 、a box の修飾語として full of pictures. となっています。