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徒然草『花は盛りに』(花は盛りに、月は隈なきを〜)の品詞分解
著作名: 走るメロス
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花の散り、月の傾くを慕ふならひはさることなれど、ことにかたくななる人ぞ、「この枝かの枝、散りにけり。今は見どころなし。」などは言ふめる。


格助詞
散り、ラ行四段活用「ちる」の連用形
格助詞
傾くカ行四段活用「かたぶく」の連体形
格助詞
慕ふハ行四段活用「したふ」の連体形
ならひ
係助詞
さること連語:連体詞「さる」+名詞「こと」
なれ断定の助動詞「なり」の已然形
ど、接続助詞
ことに副詞
かたくななるナリ活用の形容動詞「かたくななり」の連体形
ぞ、係助詞
「こ代名詞
格助詞
代名詞
格助詞
枝、
散りラ行四段活用「ちる」の連用形
完了の助動詞「ぬ」の連用形
けり。過去の助動詞「けり」の終止形
係助詞
見どころ
なし。」ク活用の形容詞「なし」の終止形
など副助詞
係助詞
言ふハ行四段活用「いふ」の終止形
める。婉曲の助動詞「めり」の連体形




よろづのことも、初め終はりこそをかしけれ。男女の情けも、ひとへに逢ひ見るをばいふものかは。

よろづ
格助詞
こと
も、係助詞
はじめ
終はり
こそ係助詞
をかしけれ。シク活用の形容詞「をかし」の已然形
男女
格助詞
情け
も、係助詞
ひとへに副詞
逢ひ見るマ行上一段活用「あひみる」の連体形
格助詞
係助詞
いふハ行四段活用「いふ」の連体形
もの
かは。係助詞または終助詞




逢はでやみにし憂さを思ひ、あだなる契りをかこち、長き夜をひとり明かし、遠き雲居を思ひやり、浅茅が宿に昔をしのぶこそ、色好むとはいはめ。

逢はハ行四段活用「あふ」の未然形
接続助詞
やみマ行四段活用「やむ」の連用形
完了の助動詞「ぬ」の連用形
過去の助動詞「き」の連体形
憂さ
格助詞
思ひ、ハ行四段活用「おもふ」の連用形
あだなるナリ活用の形容動詞「あだなり」の連体形
契り
格助詞
かこち、タ行四段活用「かこつ」の連用形
長きク活用の形容詞「ながし」の連体形
格助詞
ひとり
明かし、サ行四段活用「あかす」の連用形
遠きク活用の形容詞「とほし」の連体形
雲居
格助詞
思ひやり、ラ行四段活用「おもひやる」の連用形
浅茅
格助詞
宿
格助詞
格助詞
しのぶバ行四段活用「しのぶ」の連体形
こそ、係助詞
色好む連語:名詞「色」+マ行四段活用「このむ」の終止形
格助詞
係助詞
いはハ行四段活用「いふ」の未然形
め。推量の助動詞「む」の已然形


【ちょっと復習「かたくななり」の意味は?】

※つづく:徒然草「望月の隈なきを千里の外まで〜」の品詞分解

※現代語訳:徒然草「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは〜」の現代語訳


著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。



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