脊椎動物と無脊椎動物
背骨をもつ動物のことを
脊椎(セキツイ)動物と言います。脊椎動物には、私たち
ほ乳類や
鳥類、
は虫類、
両生類、
魚類が属しています。
一方で、
背骨をもたない動物のことを
無脊椎動物(ムセキツイ動物)と言います。無脊椎動物には昆虫のような
節足動物や、タコ・イカなどの
軟体動物が属しています。
骨格のちがい
脊椎動物には、
体の内側に骨格(
内骨格)があり、たくさんの骨格がつながって体を支えています。内骨格は
体の内部で筋肉とつながっていて、これで骨格を動かします。
一方で無脊椎動物は、節足動物を例に出すと、
体の外側に骨格(
外骨格)があります。
外骨格の内側にある筋肉で外側の骨格を動かします。
体の運動のしくみや
呼吸の方法、
口の形などが脊椎動物と無脊椎動物とでは大きく異なります。