圧力とは
スポンジを手でギュッと握ってみましょう。力を加えれば加えるほどスポンジはつぶれていきますね。これが圧力のイメージです。
正確には、『
圧力とは、1㎡の面積あたりに、垂直に加わる力』のことを言います。そして圧力は、次の公式で計算することができます。
圧力(N/㎡)
=面に垂直にかかっている圧力(N)÷接している面積(㎡)
※以前は「g重/c㎡」という単位を使っていましたが、現在は「N/㎡」と表すのが一般的です。
圧力の特徴
圧力は、加えた力に比例して大きくなる
圧力は、面積が小さいほど大きくなる
この2つを覚えるために、スポンジの上に直方体のレンガを置いた図をイメージしてみましょう。
パスカル
1m2の面積で100gのものを置いたときにかかる圧力(1N/m2)のことを1Pa(パスカル)とします。また、1Paの100倍のことを1hPa(ヘクトパスカル)とします。単位がたくさん出てきましたが、忘れないように復習しておきましょう。
圧力の基準単位は1N/㎡=1Pa
100Pa=1hPa