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古文単語「なべて」の意味・解説【副詞】 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、古文単語「なべて」の意味、解説とその使用例を記している。
総じて、すべて、おしなべて、一般に。
並、普通。
[出典]:桐壷 源氏物語
「人よりさきに参り給ひて、やむごとなき御思ひなべてならず...」
[訳]:(第一の皇子の母であるこの女御は)誰よりも先に入内申し上げなさったので、(帝が女御のことを)大切に思われるお気持ちは並大抵のものではなく...
「人よりさきに参り給ひて、やむごとなき御思ひなべてならず...」
[訳]:(第一の皇子の母であるこの女御は)誰よりも先に入内申し上げなさったので、(帝が女御のことを)大切に思われるお気持ちは並大抵のものではなく...
一面に。
[出典]:古今和歌集
「梅の花それとも見えず久方の天霧る雪のなべて降れれば」
[訳]:どれが梅の花だか見分けることができない。空を霧のようにかき曇らせる雪が一面に降っているので。
「梅の花それとも見えず久方の天霧る雪のなべて降れれば」
[訳]:どれが梅の花だか見分けることができない。空を霧のようにかき曇らせる雪が一面に降っているので。
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