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古文単語「まだし」の意味・解説【形容詞シク活用】 |
著作名:
走るメロス
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「まだし」の意味・活用・使用例【形容詞シク活用】
このテキストでは、シク活用の形容詞「まだし」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。
形容詞・シク活用
未然形 | まだしく | まだしから |
連用形 | まだしく | まだしかり |
終止形 | まだし | ◯ |
連体形 | まだしき | まだしかる |
已然形 | まだしけれ | ◯ |
命令形 | ◯ | まだしかれ |
■意味1
まだその時期に達していない、機が熟さない、時期尚早だ。
[出典]:松風 源氏物語
「山の錦は、まだしうはべりけり。」
[訳]:山の紅葉(のような美しさに)は、時期尚早のようでございます。
「山の錦は、まだしうはべりけり。」
[訳]:山の紅葉(のような美しさに)は、時期尚早のようでございます。
■意味2
不十分である、整わない、未熟である。
[出典]:五月の御精進のほど 枕草子
「『ここまだし、ここまだし』と挿し合へり。」
[訳]:「まだ不十分である、まだ不十分である」と(牛車に花を)挿しあっています。
「『ここまだし、ここまだし』と挿し合へり。」
[訳]:「まだ不十分である、まだ不十分である」と(牛車に花を)挿しあっています。
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