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古文単語「ふりゆく/旧り行く/古り行く」の意味・解説【カ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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「ふりゆく/旧り行く/古り行く」の意味・活用・使用例【カ行四段活用】

このテキストでは、カ行四段活用の動詞「ふりゆく/旧り行く/古り行く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

カ行四段活用

未然形ふりゆか
連用形ふりゆき
終止形ふりゆく
連体形ふりゆく
已然形ふりゆけ
命令形ふりゆけ


意味:自動詞

古くなっていく、年老いていく

[出典]百人一首 入道前太政大臣
「花誘ふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり」

[訳]:桜の花をさらっていく嵐が吹く庭では、(桜の花びらが舞って)雪のようではあるが、降っているのは(雪ではなくて)年老いていく私の身であることよ。


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