manapedia
更新日時:
古文単語「後目/尻目/しりめ」の意味・解説【名詞】
著作名: 走るメロス
5,245 views
「後目/尻目/しりめ」の意味・活用・使用例【名詞】

このテキストでは、古文単語「後目/尻目/しりめ」の意味、解説とその使用例を記している。

名詞

意味

横目、流し目

[出典]:車争ひ 源氏物語
「げに、常よりも好みととのへたる車どもの、我も我もと乗りこぼれたる下簾の隙間どもも、さらぬ顔なれど、ほほ笑みつつ後目にとどめたまふもあり。」

[訳]:なるほど、いつもより趣向を凝らした車らの、我も我もと乗った車から(女房たちの)衣服がはみ出ている下簾の隙間に対しても、さりげない表情ですが、(光源氏が)微笑みながら横目でちらりと目にとどめなさるものもあります。


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。