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古文単語「おもひよる/思ひ寄る」の意味・解説【ラ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「おもひよる/思ひ寄る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
未然形 | おもひよら |
連用形 | おもひより |
終止形 | おもひよる |
連体形 | おもひよる |
已然形 | おもひよれ |
命令形 | おもひよれ |
思いつく、考えが及ぶ、気がつく。
[出典]:今日はそのことをなさんと思へど 徒然草
「頼みたる方の事は違ひて、思ひ寄らぬ道ばかりは叶ひぬ。」
[訳]:あてにする方面のことは(期待と)食い違い、考えが及ばない方面のことだけが思い通りになる。
「頼みたる方の事は違ひて、思ひ寄らぬ道ばかりは叶ひぬ。」
[訳]:あてにする方面のことは(期待と)食い違い、考えが及ばない方面のことだけが思い通りになる。
心が引かれる、好意を持つ、愛着を覚える、思いをかけて相手に近寄る、言い寄る。
[出典]:夕顔 源氏物語
「我がいとよく思ひ寄りぬべかりしことを、譲りきこえて...」
[訳]:自分がたいそうよく思いをかけて相手に近寄ることができるに違いなかったのを、(光源氏に)お譲り申し上げて...
「我がいとよく思ひ寄りぬべかりしことを、譲りきこえて...」
[訳]:自分がたいそうよく思いをかけて相手に近寄ることができるに違いなかったのを、(光源氏に)お譲り申し上げて...
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