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古文単語「いきいづ/生き出づ」の意味・解説【ダ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
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いきいづ/生き出づ

このテキストでは、ダ行下二段活用の動詞「いきいづ/生き出づ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ダ行下二段活用

未然形いきいで
連用形いきいで
終止形いきいづ
連体形いきいづる
已然形いきいづれ
命令形いきいでよ


意味:他動詞

生き返る、息を吹き返す

[出典]すける物思ひ 伊勢物語
「今日の入相ばかりに絶え入りて、またの日の戌の時ばかりになむ、からうじて生き出でたりける。」

[訳]:今日の夕暮れ時ぐらいに気を失って、翌日の午後八時頃になって、ようやく息を吹き返しました。


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