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古文単語「またの/又の」の意味・解説【連語】 |
著作名:
走るメロス
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またの/又の
このテキストでは、古文単語「またの/又の」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
成り立ち
名詞「また」と格助詞「の」が一語になったもの。
連語
■意味1
次の、翌。
[出典]:すける物思ひ 伊勢物語
「今日の入相ばかりに絶え入りて、またの日の戌の時ばかりになむ、からうじて生き出でたりける。」
[訳]:今日の夕方ぐらいに気を失って、翌日の午後八時頃になってようやく息を吹き返しました。
※「またの日」で一語とする場合もある。
「今日の入相ばかりに絶え入りて、またの日の戌の時ばかりになむ、からうじて生き出でたりける。」
[訳]:今日の夕方ぐらいに気を失って、翌日の午後八時頃になってようやく息を吹き返しました。
※「またの日」で一語とする場合もある。
■意味2
もうひとつの、別の。
[出典]:古事記
「次に生める神の名は、鳥之石楠船神またの名は天鳥船と謂ふ。」
[訳]:次に生んだ神の名前は、鳥之石楠船神、別の名を天鳥船という。
「次に生める神の名は、鳥之石楠船神またの名は天鳥船と謂ふ。」
[訳]:次に生んだ神の名前は、鳥之石楠船神、別の名を天鳥船という。
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