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古文単語「はて/果て」の意味・解説【名詞】
著作名: 走るメロス
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はて/果て

このテキストでは、古文単語「はて/果て」の意味、解説とその使用例を記している。

名詞

意味1

最後、終わり、しまい

[出典]安元の大火 方丈記
果てには朱雀門(すざくもん)、大極殿(だいごくでん)、大学寮、民部省などまで移りて、一夜のうちに塵灰(ぢんくわい)となりにき。」

[訳]しまいには朱雀門、大極殿、大学寮、民部省などにまで(火が燃え)移って、一晩のうちに灰となってしまった。


意味2

(道や国などが)
終わる所、最果て

[出典]更級日記
「東路の道の果てよりも...」

[訳]:京都から東国へ向かう道の最果てよりも...




意味3

喪のおわり、四十九日や一周忌

意味4

落ちぶれること、落ちぶれた姿、成れの果て

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