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古文単語「まちう/待ち得」の意味・解説【ア行下二段活用】 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、ア行下二段活用の動詞「まちう/待ち得」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
未然形 | まちえ |
連用形 | まちえ |
終止形 | まちう |
連体形 | まちうる |
已然形 | まちうれ |
命令形 | まちえよ |
待った末に手に入れる、待ち受ける、迎える。
[出典]:桜木の精 今物語
「端近くながめゐたるに、御車の音などもなくて、ふと入らせ給ひたりければ、待ち得て夜もすがら語らひ申しける暁方に...」
[訳]:端近く(部屋の外に近いところ)で物思いにふけり続けていると、(殿がやってくるときにいつも聞こえる)車の音などもしなくて、(大二条殿が)ふと家に入っていらっしゃったので、待った末に(大二条殿を)迎えたので一晩中語らい申し上げた明け方に...
「端近くながめゐたるに、御車の音などもなくて、ふと入らせ給ひたりければ、待ち得て夜もすがら語らひ申しける暁方に...」
[訳]:端近く(部屋の外に近いところ)で物思いにふけり続けていると、(殿がやってくるときにいつも聞こえる)車の音などもしなくて、(大二条殿が)ふと家に入っていらっしゃったので、待った末に(大二条殿を)迎えたので一晩中語らい申し上げた明け方に...
ア行◯◯活用となるのは、「う/得」と、それを含む「心得」、「待ち得」などの複合の動詞だけである。
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