更新日時:
|
|
古文単語「しひて/強ひて」の意味・解説【副詞】 |
|
著作名:
走るメロス
7,066 views |
このテキストでは、古文単語「しひて/強ひて」の意味、解説とその使用例を記している。
ハ行上二段活用「しふ」の連用形「しひ」と接続助詞「て」が一語になったもの。
無理に、無理矢理に。
[出典]:小野の雪 伊勢物語
「強ひて御室にまうでて拝み奉るに、つれづれといともの悲しくておはしましければ...」
[訳]:(雪の中)無理に(惟喬親王の)御庵室に参上して拝み申し上げたところ、(惟喬親王は)しんみりと大変悲しげな様子でいらっしゃったので...
「強ひて御室にまうでて拝み奉るに、つれづれといともの悲しくておはしましければ...」
[訳]:(雪の中)無理に(惟喬親王の)御庵室に参上して拝み申し上げたところ、(惟喬親王は)しんみりと大変悲しげな様子でいらっしゃったので...
無性に、むやみと。
[出典]:柏木 源氏物語
「面影忘れがたうて、兄弟の君たちよりも、強ひて悲しと覚えたまひけり。」
[訳]:(夕顔の)面影を忘れることができず、兄弟の君たちにもまして、無性に悲しいとお思いになられたのでした。
「面影忘れがたうて、兄弟の君たちよりも、強ひて悲しと覚えたまひけり。」
[訳]:(夕顔の)面影を忘れることができず、兄弟の君たちにもまして、無性に悲しいとお思いになられたのでした。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「きたなし/汚し/穢し」の意味・解説【形容詞ク活用】
>
古文単語「へんさい/へんざい/辺際」の意味・解説【名詞】
>
古文単語「がり」の意味・解説【接尾語/形式名詞】
>
古文単語「ころびいる/転び入る」の意味・解説【ラ行四段活用】
>
古文単語「さばかり/然ばかり」の意味・解説【連語】
>
最近見たテキスト
古文単語「しひて/強ひて」の意味・解説【副詞】
10分前以内
|
>
|