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古文単語「かすむ/霞む」の意味・解説【マ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、マ行四段活用の動詞「かすむ/霞む」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
未然形 | かすま |
連用形 | かすみ |
終止形 | かすむ |
連体形 | かすむ |
已然形 | かすめ |
命令形 | かすめ |
霞がかかる、霞が立ち込める。
[出典]:若紫・北山の垣間見 源氏物語
「日もいと長きにつれづれなれば、夕暮れのいたう霞みたるにまぎれて、かの小柴垣のもとに立ち出で給ふ。」
[訳]:日もたいそう長く手持ち無沙汰なので、(光源氏は)夕暮れでひどく霞がかっているのに隠れて、あの小柴垣の所に出て来なさいます。
「日もいと長きにつれづれなれば、夕暮れのいたう霞みたるにまぎれて、かの小柴垣のもとに立ち出で給ふ。」
[訳]:日もたいそう長く手持ち無沙汰なので、(光源氏は)夕暮れでひどく霞がかっているのに隠れて、あの小柴垣の所に出て来なさいます。
ぼんやりとかすんで見える。
[出典]:万葉集
「うちなびく春を近みかぬばたまの今夜の月夜かすみたるらむ」
[訳]:春が近いからでしょうか、今夜の月はぼんやりとかすんで見えることですよ。
「うちなびく春を近みかぬばたまの今夜の月夜かすみたるらむ」
[訳]:春が近いからでしょうか、今夜の月はぼんやりとかすんで見えることですよ。
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