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古文単語「おもひのほかなり/思ひのほかなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
著作名: 走るメロス
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おもひのほかなり/思ひのほかなり

このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「おもひのほかなり/思ひのほかなり」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

形容動詞・ナリ活用

未然形おもひのほかなら
連用形おもひのほかなりおもひのほかに
終止形おもひのほかなり
連体形おもひのほかなる
已然形おもひのほかなれ
命令形おもひのほかなれ


意味

思いがけない、意外だ

[出典]小野の雪 伊勢物語
「かくしつつまうでつかうまつりけるを、思ひのほかに、御髪下ろして給うてけり。」

[訳]:(馬の頭は)このようにしながら参上しお仕え申し上げていたのですが、思いがけなく、(惟喬親王は)髪をそって出家なさってしまいました。


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