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古文単語「つと」の意味・解説【副詞】
著作名: 走るメロス
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つと

このテキストでは、古文単語「つと」の意味、解説とその使用例を記している。

「つと」には
①副詞
②名詞「苞/苴
などの用法があるが、ここでは「①副詞としての用法」を扱う。

副詞

意味1

じっと、そのまま、ぴたりと

[出典]:大和物語
「かくてほかへもさらに行かで、つとゐにけり。」

[訳]:こうしてよそへも全く行かずに、そのまま(その女のところに)いたのでした。


意味2

急に、すぐに、さっと

[出典]はしたなきもの 枕草子
「あはれなることなど、人の言ひ出で、うち泣きなどするに、げにいとあはれなりなど聞きながら、涙のつと出で来ぬ、いとはしたなし。」

[訳]:しみじみと心打たれることなどを、人が口に出して、声をあげて泣いたりなどする時に、本当にとても気の毒だと聞きながら、涙が急に出てこないのは、とてもきまりが悪い。


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