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古文単語「ちひさし/小さし」の意味・解説【形容詞ク活用】
著作名: 走るメロス
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ちひさし/小さし

このテキストでは、ク活用の形容詞「ちひさし/小さし」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

形容詞・ク活用

未然形ちひさくちひさから
連用形ちひさくちひさかり
終止形ちひさし
連体形ちひさきちひさかる
已然形ちひさけれ
命令形ちひさかれ


意味1

小さい、面積や体積が小さい

[出典]うつくしきもの 枕草子
「なにもなにも、ちひさきものはみなうつくし。」

[訳]:何もかも、小さいものはみなかわいらしい。


意味2

幼い、幼少である

[出典]那須野 枕草子
ちひさき者ふたり、馬の跡したひて走る。」

[訳]幼い者(子ども)が二人、馬のあとを追いかけて走る。


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