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古文単語「ふきとづ/吹き閉づ」の意味・解説【ダ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
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ふきとづ/吹き閉づ

このテキストでは、ダ行上二段活用の動詞「ふきとづ/吹き閉づ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ダ行上二段活用

未然形ふきとぢ
連用形ふきとぢ
終止形ふきとづ
連体形ふきとづる
已然形ふきとづれ
命令形ふきとぢよ


意味1:他動詞

吹いて閉ざす、吹き寄せてふさぐ

[出典]百人一首 僧正遍昭
「天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ」

[訳]:空を吹く風よ、雲の中の(天女が天と地上を行き来するという)通い路を吹き閉ざしておくれ。天女たちの姿をもう少し(この地上に)とどめておこう。


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