|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
古文単語「あまねし/遍し/普し」の意味・解説【形容詞ク活用】 |
著作名:
走るメロス
5,669 views |
あまねし/遍し/普し
このテキストでは、ク活用の形容詞「あまねし/遍し/普し」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容詞・ク活用
未然形 | あまねく | あまねから |
連用形 | あまねく | あまねかり |
終止形 | あまねし | ◯ |
連体形 | あまねき | あまねかる |
已然形 | あまねけれ | ◯ |
命令形 | ◯ | あまねかれ |
■意味
すみずみまで広く行き渡っている、残す所がない。
[出典]:安元の大火 方丈記
「空には灰を吹きたてたれば、火の光に映じて、あまねく紅なる中に、風に堪へず、吹き切られたる炎、飛ぶがごとくして、一、二町を越えつつ移りゆく。」
[訳]:空には(風が)灰を吹き上げたので、(それが)炎の光に照り映えて、(あたり一面が)残す所なく真っ赤になっている中に、風(の勢い)にこらえきれず、吹きちぎられた炎が、まるで飛ぶように、一町、二町を越えては(燃え)移っていく。
「空には灰を吹きたてたれば、火の光に映じて、あまねく紅なる中に、風に堪へず、吹き切られたる炎、飛ぶがごとくして、一、二町を越えつつ移りゆく。」
[訳]:空には(風が)灰を吹き上げたので、(それが)炎の光に照り映えて、(あたり一面が)残す所なく真っ赤になっている中に、風(の勢い)にこらえきれず、吹きちぎられた炎が、まるで飛ぶように、一町、二町を越えては(燃え)移っていく。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「ひねもす/終日/尽日」の意味・解説【名詞】
>
古文単語「ひしめく/犇めく/犇く」の意味・解説【カ行四段活用】
>
古文単語「あやにくなり/生憎なり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
>
古文単語「しばしば/屢/屢屢」の意味・解説【副詞】
>
古文単語「やく/焼く」の意味・解説【カ行四段活用/カ行下二段活用】
>
最近見たテキスト
古文単語「あまねし/遍し/普し」の意味・解説【形容詞ク活用】
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング