|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
古文単語「せうと/兄人」の意味・解説【名詞】 |
著作名:
走るメロス
14,189 views |
せうと/兄人
このテキストでは、古文単語「せうと/兄人」の意味、解説とその使用例を記している。
名詞
■意味1
(女性からみて)
母親の同じ兄弟。
[出典]:通ひ路の関守 伊勢物語
「二条の后に忍びて参りけるを、世の聞こえありければ、せうとたちの守らせ給ひけるとぞ。」
[訳]:(この話は、男が)二条の后のところにお忍びで参上したのを、世間の噂があったので、(二条の后の)兄達が、(その道を家来に)見張らせなさったということです。
「二条の后に忍びて参りけるを、世の聞こえありければ、せうとたちの守らせ給ひけるとぞ。」
[訳]:(この話は、男が)二条の后のところにお忍びで参上したのを、世間の噂があったので、(二条の后の)兄達が、(その道を家来に)見張らせなさったということです。
■意味2
男性の兄弟。
[出典]:公世の二位のせうとに 徒然草
「公世の二位のせうとに、良覚僧正と聞こえしは、きはめて腹あしき人なりけり。」
[訳]:公世の二位の兄で、良覚僧正と申し上げた方は、とても怒りっぽい人であったということだ。
「公世の二位のせうとに、良覚僧正と聞こえしは、きはめて腹あしき人なりけり。」
[訳]:公世の二位の兄で、良覚僧正と申し上げた方は、とても怒りっぽい人であったということだ。
■意味3
親しい関係の男性。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「さはり/障り」の意味・解説【名詞】
>
古文単語「いふかひなし/言ふ甲斐無し」の意味・解説【形容詞ク活用】
>
古文単語「あやしぶ/怪しぶ」の意味・解説【バ行四段活用】
>
古文単語「はいす/拝す」の意味・解説【サ行変格活用】
>
古文単語「おもひたゆ/思ひ絶ゆ」の意味・解説【ヤ行下二段活用】
>
最近見たテキスト
古文単語「せうと/兄人」の意味・解説【名詞】
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング
注目テキスト