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古文単語「よろづに/万に」の意味・解説【副詞】 |
著作名:
走るメロス
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よろづに/万に
このテキストでは、古文単語「よろづに/万に」の意味、解説とその使用例を記している。
副詞
■意味
何かにつけて、すべてに、いろいろと。
[出典]:折節の 徒然草
「鳥の声などもことのほかに春めきて、のどやかなる日影に、垣根の草萌えいづるころより、やや春ふかく霞わたりて、花もやうやうけしきだつほどこそあれ、折りしも雨風うちつづきて、心あわたたしく散り過ぎぬ。青葉になり行くまで、よろづにただ心をのみぞ悩ます。」
[訳]:鳥の鳴き声などとりわけ春めいて、穏やかな日差しによって、垣根の草が芽ぐむころから、しだいに春も深まり一面に霞がかかって、桜の花もだんだんと咲き出しそうになるころではあるが、ちょうどそのとき雨や風が切れ目なく続いて、気ぜわしく散っていってしまう。(その桜の木が)青葉になるまで、何かにつけてひたすら心ばかりを苦しめるのである。
「鳥の声などもことのほかに春めきて、のどやかなる日影に、垣根の草萌えいづるころより、やや春ふかく霞わたりて、花もやうやうけしきだつほどこそあれ、折りしも雨風うちつづきて、心あわたたしく散り過ぎぬ。青葉になり行くまで、よろづにただ心をのみぞ悩ます。」
[訳]:鳥の鳴き声などとりわけ春めいて、穏やかな日差しによって、垣根の草が芽ぐむころから、しだいに春も深まり一面に霞がかかって、桜の花もだんだんと咲き出しそうになるころではあるが、ちょうどそのとき雨や風が切れ目なく続いて、気ぜわしく散っていってしまう。(その桜の木が)青葉になるまで、何かにつけてひたすら心ばかりを苦しめるのである。
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