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古文単語「をりしも/折りしも」の意味・解説【副詞】
著作名: 走るメロス
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をりしも/折りしも

このテキストでは、古文単語「をりしも/折りしも」の意味、解説とその使用例を記している。

成り立ち

名詞「折り」と強調の副助詞「しも」が一語になったもの。
副詞

意味

ちょうどそのとき、折も折

[出典]東下り 伊勢物語
「さるをりしも、白き鳥の、嘴と脚と赤き、鴫の大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。」

[訳]:そんな折も折、白い鳥で、くちばしと脚が赤い、鴨ぐらいの大きさであるのが、水面を気ままに動きまわりながら魚を食べています。


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