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古文単語「こぼれかかる/零れ掛かる」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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こぼれかかる/零れ掛かる

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「こぼれかかる/零れ掛かる」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行四段活用

未然形こぼれかから
連用形こぼれかかり
終止形こぼれかかる
連体形こぼれかかる
已然形こぼれかかれ
命令形こぼれかかれ


意味:自動詞

垂れかかる

[出典]若紫・北山の垣間見 源氏物語
「幼心地にも、さすがにうちまもりて、伏し目になりてうつぶしたるに、こぼれかかりたる髪、つやつやとめでたう見ゆ。」

[訳]:(少女は)幼心にも、そうはいってもやはり(尼君のことを)じっと見つめて、伏し目になってうつむいていますが、垂れかかっている髪は、つややかに美しく見えます。


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