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古文単語「たれこむ/垂れ籠む」の意味・解説【マ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
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たれこむ/垂れ籠む

このテキストでは、マ行下二段活用の動詞「たれこむ/垂れ籠む」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

マ行下二段活用

未然形たれこめ
連用形たれこめ
終止形たれこむ
連体形たれこむる
已然形たれこむれ
命令形たれこめよ


意味:他動詞

すだれなどを垂らして室内に籠る

[出典]花は盛りに 徒然草
「雨に向かひて月を恋ひ、垂れ籠めて春の行方知らぬも、なほあはれに情け深し。」

[訳]:降っている雨に向かって(見えない)月のことを慕い、すだれを垂らして室内にこもり春が移り行くのを知らずにいるのも、やはりしみじみとして趣が深い。


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