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古文単語「ものまうす/物申す」の意味・解説【サ行四段活用】 |
著作名:
走るメロス
12,060 views |
ものまうす/物申す
このテキストでは、サ行四段活用の動詞「ものまうす/物申す」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
サ行四段活用
未然形 | ものまうさ |
連用形 | ものまうし |
終止形 | ものまうす |
連体形 | ものまうす |
已然形 | ものまうせ |
命令形 | ものまうせ |
■意味1:自動詞
(「物言ふ」の謙譲語で)
申し上げる、物を申し上げる、お尋ねする。
[出典]:古今和歌集
「うち渡す遠方人に物申すわれそのそこに白く咲けるは何の花もぞ」
[訳]:はるかに見渡す遠くの方にお尋ねします、私は。そのそこに白く咲く花は何の花ですか。
「うち渡す遠方人に物申すわれそのそこに白く咲けるは何の花もぞ」
[訳]:はるかに見渡す遠くの方にお尋ねします、私は。そのそこに白く咲く花は何の花ですか。
■意味2:自動詞
もしもし、ごめんください。
※この用法の場合、多くが推量の助動詞「う」や「む(ん)」を伴う。
■意味3:自動詞
(神仏に)
願い事を申し上げる。
[出典]:心ゆくもの 枕草子
「神、寺などにまうでて物申さするに...」
[訳]:神社、寺などに参詣して願い事を申し上げさせるのに...
「神、寺などにまうでて物申さするに...」
[訳]:神社、寺などに参詣して願い事を申し上げさせるのに...
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