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古文単語「よみいだす/詠み出だす」の意味・解説【サ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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よみいだす/詠み出だす

このテキストでは、サ行四段活用の動詞「よみいだす/詠み出だす」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

サ行四段活用

未然形よみいださ
連用形よみいだし
終止形よみいだす
連体形よみいだす
已然形よみいだせ
命令形よみいだせ


意味:自動詞

和歌を作って披露する

[出典]大江山の歌 十訓抄
「これはうちまかせて理運のことなれども、かの卿の心には、これほどの歌、ただいま詠み出だすべしとは、知られざりけるにや。」

[訳]:これは(和泉式部の血をひいた小式部内侍にとっては)ふつうの道理にかなっていることなのですが、あの卿(定頼の中納言)の心には、これほどの歌を、すぐに詠んで披露することができるとは、おわかりではなかったのでしょうか。


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