「ＡはＢよりも～である」を英文にするとき、本来であれば

と表します。形容詞erは形容詞の種類によって「er」をつけるのか、それとも「r」だけをつけるのか、形が変わるんでしたね。

また「Ａは最も～である」を英文にするときは

となります。形容詞の長さによって、前者になるのか後者になるのかが決まります。

ここまでは、いわゆる一般的な比較級・最上級の表現でした。しかし世の中には、根本的に形容詞の形がかわるもの（不規則に変化するもの）が存在します。今回はその形容詞についてまとめてみました。




「良い」を意味する good は、比較級と最上級とで形が変わります。



このようにgoodは変化します。
「～するのがベターだよ」とか「それはベストな選択だね」なんて言ったりもしますよね。




「悪い」を意味するbadも例外になります。
bad は次のように変化します。



比較級の worse はあまり馴染みがないかもしれませんが、最上級の worst は、「ワースト記録の更新」というように日本語でもよく使われていますね。


「たくさんの」という意味の many や much も比較級と最上級が異なります。



これで最後です。
「少しの」という意味のlittleも異なる変化をします。


ちょっと馴染みが少ないかもしれませんが、これだけ知っておけばほとんどの問題が解けるはずです。