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古文単語「をさなし/幼し」の意味・解説【形容詞ク活用】
著作名: 走るメロス
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をさなし/幼し

このテキストでは、ク活用の形容詞「をさなし/幼し」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

形容詞・ク活用

未然形をさなくをさなから
連用形をさなくをさなかり
終止形をさなし
連体形をさなきをさなかる
已然形をさなけれ
命令形をさなかれ


意味1

幼い、幼少である、年が少ない

[出典]亡児 土佐日記
「まだ幼き童の言なれば、人々笑ふ時に...」

[訳]:まだ幼い子どもの言うことなので、人々は笑っていた時...


意味2

大人げない、未熟である、幼稚である、愚かである

[出典]かぐや姫の昇天 竹取物語
「汝、幼き人...」

[訳]:お主、愚かな者よ...


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