manapedia
更新日時:
古文単語「ばう/坊」の意味・解説【名詞】
著作名: 走るメロス
28,098 views
「ばう/坊」の意味・活用・使用例【名詞】

このテキストでは、古文単語「ばう/坊」の意味、解説とその使用例を記している。

名詞

■意味1

平城京・平安京の区画を表す単位。

■意味2

(「東宮坊」の略で)
東宮の御殿、皇太子。

[出典]:桐壷 源氏物語
「この御子生まれ給ひて後は、いと心異に思ほしおきてたれば、坊にも、ようせずは、この御子の居給ふべきなめりと、一の皇子の女御は思し疑へり」

[訳]:この皇子がお生まれになってから後は、(帝は更衣のことを)たいそう格別にお心にかけ(るよう取り決め)られたので、皇太子にも、ひょっとしたら、この皇子がおつきになられるのかもしれないと、第一の皇子の女御はお思い疑いになっています




■意味3

僧のいる場所、僧坊、寺の宿泊所、宿坊。

[出典]:立石寺 奥の細道
「日いまだ暮れず。ふもとの坊に宿借りおきて、山上の堂に登る。」

[訳]:日はまだ暮れていない。山のふもとの宿坊に宿を借りて、山上にある堂に登る。


■意味4

僧侶、お坊さん。

[出典]:福井 奥の細道
「いづくより渡り給ふ道心の御坊にや。」

[訳]:どちらからおいでになった仏心を求めるお坊様でしょうか。


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。