|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
古文単語「ばう/坊」の意味・解説【名詞】 |
著作名:
走るメロス
5,581 views |
ばう/坊
このテキストでは、古文単語「ばう/坊」の意味、解説とその使用例を記している。
名詞
■意味1
平城京・平安京の区画を表す単位。
■意味2
(「東宮坊」の略で)
東宮の御殿、皇太子。
[出典]:桐壷 源氏物語
「この御子生まれ給ひて後は、いと心異に思ほしおきてたれば、坊にも、ようせずは、この御子の居給ふべきなめりと、一の皇子の女御は思し疑へり」
[訳]:この皇子がお生まれになってから後は、(帝は更衣のことを)たいそう格別にお心にかけ(るよう取り決め)られたので、皇太子にも、ひょっとしたら、この皇子がおつきになられるのかもしれないと、第一の皇子の女御はお思い疑いになっています
「この御子生まれ給ひて後は、いと心異に思ほしおきてたれば、坊にも、ようせずは、この御子の居給ふべきなめりと、一の皇子の女御は思し疑へり」
[訳]:この皇子がお生まれになってから後は、(帝は更衣のことを)たいそう格別にお心にかけ(るよう取り決め)られたので、皇太子にも、ひょっとしたら、この皇子がおつきになられるのかもしれないと、第一の皇子の女御はお思い疑いになっています
■意味3
僧のいる場所、僧坊、寺の宿泊所、宿坊。
■意味4
僧侶、お坊さん。
[出典]:福井 奥の細道
「いづくより渡り給ふ道心の御坊にや。」
[訳]:どちらからおいでになった仏心を求めるお坊様でしょうか。
「いづくより渡り給ふ道心の御坊にや。」
[訳]:どちらからおいでになった仏心を求めるお坊様でしょうか。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「みなぎる/漲る」の意味・解説【ラ行四段活用】
>
古文単語「ことなり/異なり/殊なり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
>
古文単語「やにはに/矢庭に」の意味・解説【副詞】
>
古文単語「しのぶ/忍ぶ」の意味・解説【バ行上二段活用/バ行四段活用】
>
古文単語「そむく/背く」の意味・解説【カ行四段活用/カ行下二段活用】
>
最近見たテキスト
古文単語「ばう/坊」の意味・解説【名詞】
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング