|
|
|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
頼山陽『泊天草洋』書き下し文・現代語訳と解説 |
|
著作名:
走るメロス
38,362 views |
|
『泊天草洋』
ここでは、頼山陽の詠んだ『泊天草洋』(天草洋に泊す)の書き下し文、現代語訳(口語訳)とその解説を行っています。
白文(原文)
左から右に読んでください
雲 耶 山 耶 呉 耶 越
水 天 髣 髴 青 一 髪
万 里 泊 舟 天 草 洋
煙 横 篷 窓 日 漸 没
瞥 見 大 魚 波 間 跳
太 白 当 船 明 似 月
書き下し文
雲か山か呉か越か
水天髣髴(すいてんほうふつ) 青一髪(せいいっぱつ)
万里舟を泊す 天草の洋
煙は篷窓(ほうそう)に横たわりて 日漸(ようや)く没す
瞥見(べっけん)す 大魚の波間に跳るを
太白 船に当たりて明月に似たり
現代語訳(口語訳)
(はるか彼方に見えるのは)雲であろうか、山であろうか、呉であろうか、それとも越であろうか。
海と空が接する辺りは、一筋の黒い髪の毛を張ったように見える。
はるか万里の彼方からやってきて、天草洋に停泊すると、
夕もやが船の窓辺に立ち込めて、太陽は次第に沈んでいく。
波間には大きな魚が跳ねているのをがちらりと見えた。
宵の明星の光が船を照らしており、その明るさは月のようである。
句形と押韻
この漢詩は、「七言古詩」という形式の詩です。「七言詩」と「古体詩」が組み合わさったものです。
■七言詩
七つに並んだ漢字からなる詩を「七言詩」と言います。
■古体詩
古体詩とは、ざっくりと言えば「五言絶句、五言律詩、七言絶句、七言律詩」以外の詩を指すと考えてください。
■押韻
この漢詩では、次の語が韻を踏んでいます(押韻という)。
・「越(エツ)」、「髪(ハツ)」、「没(ボツ)」、「月(ゲツ)」
単語解説
| 篷窓 | 粗末な窓辺 |
| 瞥見 | ちらっと見る |
| 太白 | 宵の明星、金星のこと |
このテキストを評価してください。
|
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
史記『風蕭蕭兮易水寒・壮士一去兮不復還』(遂発。太子及賓客知其事者〜)書き下し文・現代語訳と解説
>
十八史略『背水之陣(漢三年、韓信・張耳〜)』現代語訳(口語訳)・書き下し文と解説
>
『涼州詞(涼州の詞)』テストに出題されそうな問題
>
『先従隗始/先づ隗より始めよ』(昭王招賢者〜)書き下し文・わかりやすい現代語訳・口語訳と文法解説
>
『八月十五日夜禁中独直対月憶元九』テストで出題されそうな問題
>
デイリーランキング
注目テキスト
























