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古文単語「みす/見す」の意味・解説【サ行四段活用/サ行下二段活用】 |
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著作名:
走るメロス
64,826 views |
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「みす/見す」の意味・活用・使用例【サ行四段活用/サ行下二段活用】
このテキストでは、古文単語「みす/見す」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
「みす」には
①御簾(名詞)
②見す(サ行四段活用/サ行下二段活用)
などの用法があるが、ここでは「②見す」を扱う。
さらに「みす」には
①サ行四段活用
②サ行下二段活用
の用法がある。
①サ行四段活用
| 未然形 | みさ |
| 連用形 | みし |
| 終止形 | みす |
| 連体形 | みす |
| 已然形 | みせ |
| 命令形 | みせ |
■意味:他動詞
「見る」の尊敬語でご覧になる。
[出典]:継体 日本書紀
「御諸が上に登り立ち我が見せば...」
[訳]:三輪山の頂上に登って私が御覧になると...
※「我が見せば」は自敬の表現。
「御諸が上に登り立ち我が見せば...」
[訳]:三輪山の頂上に登って私が御覧になると...
※「我が見せば」は自敬の表現。
②サ行下二段活用
| 未然形 | みせ |
| 連用形 | みせ |
| 終止形 | みす |
| 連体形 | みする |
| 已然形 | みすれ |
| 命令形 | みせよ |
■意味1:他動詞
見せる、見させる。
[出典]:門出・東路の道の果て 更級日記
「京にとく上げたまひて、物語の多く候ふなる、ある限り見せたまへ。」
[訳]:(私を)京に早く上らせてくださって、物語が多くございますと聞くのを、この世にある限りお見せくださいませ。
「京にとく上げたまひて、物語の多く候ふなる、ある限り見せたまへ。」
[訳]:(私を)京に早く上らせてくださって、物語が多くございますと聞くのを、この世にある限りお見せくださいませ。
■意味2:他動詞
結婚させる。
[出典]:東屋 源氏物語
「少将などといふほどの人に見せむも惜しくあたらしきさまを...」
[訳]:少将などという身分の人と結婚させるのも惜しくもったいない(浮舟の)姿を...
「少将などといふほどの人に見せむも惜しくあたらしきさまを...」
[訳]:少将などという身分の人と結婚させるのも惜しくもったいない(浮舟の)姿を...
■意味3:他動詞
占わせる。
[出典]:明石 源氏物語
「しのびて、よろしき日みせて...」
[訳]:(明石の入道は)ひそかに、(陰陽師に)吉日を占わせて...
「しのびて、よろしき日みせて...」
[訳]:(明石の入道は)ひそかに、(陰陽師に)吉日を占わせて...
■意味4:他動詞
経験させる。
[出典]:徳大寺之沙汰 平家物語
「よしなき謀反おこいて、わが身もほろび、子息所従に至るまで、かかる憂き目を見せたまふこそうたてけれ。」
[訳]:(新大納言が)このようにもつまらない謀反をおこして、自身も亡び、子息や家来に至るまで、このようなつらい目を経験させるのは情けないことでした。
「よしなき謀反おこいて、わが身もほろび、子息所従に至るまで、かかる憂き目を見せたまふこそうたてけれ。」
[訳]:(新大納言が)このようにもつまらない謀反をおこして、自身も亡び、子息や家来に至るまで、このようなつらい目を経験させるのは情けないことでした。
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