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古文単語「とりたつ/取り立つ」の意味・解説【タ行下二段活用】 |
著作名:
走るメロス
30,099 views |
とりたつ/取り立つ
このテキストでは、タ行下二段活用の動詞「とりたつ/取り立つ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
タ行下二段活用
未然形 | とりたて |
連用形 | とりたて |
終止形 | とりたつ |
連体形 | とりたつる |
已然形 | とりたつれ |
命令形 | とりたてよ |
■意味1:他動詞
取り上げる、取り扱う。
[出典]:桐壷 源氏物語
「...とりたててはかばかしき後見しなければ、事ある時は、なほ拠り所なく心細げなり。」
[訳]:...取り上げてしっかりとした後見人もいないので、何か事があるときには、やはり頼るあてもなく、心細い様子です。
「...とりたててはかばかしき後見しなければ、事ある時は、なほ拠り所なく心細げなり。」
[訳]:...取り上げてしっかりとした後見人もいないので、何か事があるときには、やはり頼るあてもなく、心細い様子です。
■意味2:他動詞
準備する、仕立てる、用意する。
[出典]:蔵開下 宇津保物語
「小車を二つづつ、銀、黄金の馬、さまざま色々にとりたてて...」
[訳]:小さい車を二つづつ、銀や金の馬、そのほかいろいろな物を仕立てて...
「小車を二つづつ、銀、黄金の馬、さまざま色々にとりたてて...」
[訳]:小さい車を二つづつ、銀や金の馬、そのほかいろいろな物を仕立てて...
■意味3:他動詞
建てる、築く。
■意味4:他動詞
(高い位に)
抜擢する、登用する。
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