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薩長土肥(薩摩・長州・土佐・肥前)出身で明治維新に活躍した有名人 |
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著作名:
早稲男
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江戸幕府の末期、そして明治維新を経て新政府の設立の中心となったのが薩摩・長州・土佐・肥前出身の若者たちでした。
この4つの藩を合わせて薩長土肥(さっちょうとひ)と言います。
ここではそれぞれの藩から、どのような人物が出てきたのかをまとめてみました。
薩摩藩からは、西郷隆盛、大久保利通、小松帯刀らが輩出されています。
坂本龍馬の計らいで長州藩の桂小五郎(のちの木戸孝允)と薩長同盟を結びます。また江戸城の無血開城を達成するなど、倒幕・新政府樹立に大きく従事しました。
※本物の西郷隆盛を写した写真がどれなのかが明確にされていないので、写真は割愛します。
明治政府の初代内務卿を務めた人物です。学制や地租改正、徴兵令などの改革を実施しました。
西郷、大久保に比べるとあまり有名ではないかもしれませんが、薩摩藩の家老を努め、西郷や大久保らとは身分が全く違う人物でした。下級武士であった彼らを積極的に登用し、明治維新を裏から支えた人物として評価されています。
長州藩からは、木戸孝允(桂小五郎)、伊藤博文、山縣有朋らが輩出されました。
桂小五郎から木戸孝允に名前を変更しています。
薩摩藩の西郷隆盛と共に薩長同盟を結び、倒幕のきっかけを作った人物です。新政府樹立後には版籍奉還や廃藩置県などの改革を推進し、それまでの体制を改め、武士が台頭する平安時代以前の形であった中央集権的な政府の復活を目指しました。
西郷・大久保・木戸3人で維新の三傑と呼ばれています。
初代内閣総理大臣です。岩倉使節団の一員としてヨーロッパでの政治体制を学び、日本における立憲君主制の確立、大日本帝国憲法の起草に大きく関わりました。
第3代内閣総理大臣です。明治政府では、軍の統制を図り「国軍の父」と称されています。その勢力は強大で、後の総理大臣の人事にも発言権のあった人物です。例えば第11代内閣総理大臣桂太郎 や第18代内閣総理大臣寺内正毅などは山縣閥の人間です。
長州からはその他にも、大村益次郎、井上馨、前原一誠、広沢真臣などといった人物が生まれています。
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