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古文単語「まかす/引す」の意味・解説【サ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
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まかす/引す

このテキストでは、サ行下二段活用の動詞「まかす/引す」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

「まかす」には
①引す
任す
などの用法があるが、ここでは「①引す」を扱う。
サ行下二段活用

未然形まかせ
連用形まかせ
終止形まかす
連体形まかする
已然形まかすれ
命令形まかせよ


意味:他動詞

水を引き入れる

[出典]亀山殿の御池に 徒然草
「亀山殿の御池に、大井川の水をまかせられむとて、大井の土民に仰せて、水車を造らせられけり。」

[訳]:(後嵯峨天皇が、)亀山殿のお池に、大井川の水を引き入れなさろうとして、大井の住民に命じて、水車をお造らせになった。


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