更新日時:
|
|
対頂角の性質 |
|
著作名:
じょばんに
14,983 views |
図のように、2つの直線が交わることで、∠A、∠B、∠C、∠Dという4つの∠ができます。このとき、∠Aと∠C、また∠Bと∠Dは向かい合っていますが、このように向かい合っている2つの角のことを"対頂角"と言います。そして対頂角は、必ず同じ大きさとなります。
つまり∠A=∠C、∠B=∠Dとなります。
次の図において、∠xと∠yの大きさを求めなさい。 |
◆ポイント
対頂角の大きさは等しいという性質を利用します。
対頂角の大きさは等しいという性質を利用します。
∠xの対頂角の大きさは60°なので、∠x=60°。
∠yの対頂角の大きさは120°なので、∠y=120°
簡単ですね!ではもう1問やってみましょう。
次の図において、∠xと∠yの大きさを求めなさい。 |
まず∠xの大きさはすぐにわかりますね。∠xの対頂角の大きさが25°なので、∠x=25°となります。
問題なのは∠yです。yの対頂角はあたえられていないので、簡単に求めることができません。なのでアプローチをかえてみましょう。
直線ADをみてください。直線ということは
∠AOB+∠BOC+∠COD=180°
となります。ここに気づけるかどうかがポイントです。
∠AOB=∠x=25°、∠BOCは対頂角の大きさがわかっているので、∠BOC=35°
つまり、25°+35°+∠y=180°
∠y=180°-25°-35°
∠y=120°
と求めることができます。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
直線、半直線、線分とは何か
>
直線・半直線・線分の性質とちがい
>
角柱と角錐の違いと特徴
>
角度の表し方
>
垂直2等分線の応用~円を描く~
>
最近見たテキスト
対頂角の性質
10分前以内
|
>
|