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世説新語『漱石枕流』書き下し文・現代語訳(口語訳)と解説 |
著作名:
走るメロス
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『漱石枕流』
このテキストでは、中国の故事『漱石枕流』の原文(白文)、書き下し文、現代語訳(口語訳)とその解説を記しています。
『漱石枕流』とは、「自分の誤りを認めずに、負け惜しみから理屈の通らない言い逃れをすること」を意味します。
白文(原文)
孫子荊、年少時、欲隠。
語王武子、当枕石漱流、誤曰、
「漱石枕流。」
王曰、
「流可枕、石可漱乎。」
孫曰、
「所以枕流、欲洗其耳。所以漱石、欲礪其歯。」
書き下し文
孫子荊、年少(わか)き時、隠れんと欲す。
王武子に語るに、当(まさ)に石に枕し流れに漱(くちすす)がんとすとすべきに、誤りて曰はく、
「石に漱ぎ流れに枕す。」と。
王曰はく、
「流れは枕すべく、石は漱ぐべきか。」と。
孫曰はく、
「流れに枕する所以(ゆえん)は、其の耳を洗はんと欲すればなり。石に漱ぐ所以は、其の歯を礪(みが)かんと欲すればなり。」と。
■次ページ:現代語訳(口語訳)と単語・文法解説
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