|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
平家物語原文全集「殿上闇討 5」 |
著作名:
古典愛好家
4,637 views |
平家物語
祇園精舎
案の如く五節果てにしかば、殿上人一同に申されけるは、
「夫雄劍(それいうけん)を帯して公宴に列し、兵杖を給て宮中を出入するは、皆是格式の礼を守る、綸命(りんめい)よしある先規なり。しかるを忠盛朝臣、或いは相伝の郞従、と号して、布衣(かうい)の兵を殿上の小庭に召し置き、或いは腰の刀を橫へ差いて、節絵の座につらなる、両条稀代いまだ聞かざる狼藉なり。事既に重畳せり。罪科尤(もっと)ものがれがたし。早く殿札をけづって、闕官(けつかん)、停任せらるべき」
由、おのおの訴へ申されければ、上皇大きに驚きおぼしめし、忠盛を召して御尋(おんたずね)あり。
続き
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
平家物語原文全集「殿上闇討 4」
>
平家物語原文全集「殿上闇討 6」
>
枕草子 原文全集「七日の日の若菜を」
>
蜻蛉日記原文全集「閏二月のついたちの日、雨のどかなり」
>
枕草子 原文全集「九月二十日あまりのほど/清水などにまゐりて」
>
更級日記 原文全集「姉の死」
>
蜻蛉日記原文全集「雨間に例の通ひどころにものしたる日」
>
最近見たテキスト
平家物語原文全集「殿上闇討 5」
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング