|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
蜻蛉日記原文全集「ただなりしをりはさしもあらざりしを」 |
著作名:
古典愛好家
6,216 views |
蜻蛉日記
ただなりしをりはさしもあらざりしを
ただなりしをりはさしもあらざりしを、かく心あくがれて、いかなる物もここにうちおきたる物とどめぬくせなんありける。かくてやみぬらん、そのものと思ひ出づべきたよりだになくぞありけるかしと思ふに、十日ばかりありて文あり。なにくれといひて
「丁の柱に結ひつけたりし小弓の矢とりて」
とあれば、これぞありけるかしと思ひて、ときおろして
おもひいづるときもあらじとおもへども やといふにこそおどろかれぬれ
とてやりつ。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
蜻蛉日記原文全集「かくありきつつ絶えずはくれども」
>
蜻蛉日記原文全集「かくて絶えたるほど」
>
蜻蛉日記原文全集「からうじて椿市にいたりて」
>
枕草子 原文全集「九月二十日あまりのほど/清水などにまゐりて」
>
枕草子 原文全集「右衛門の尉なりける者の」
>
枕草子 原文全集「おなじことなれども」
>
蜻蛉日記原文全集「おほやけには例のそのころ八幡のまつりになりぬ。」
>
最近見たテキスト
蜻蛉日記原文全集「ただなりしをりはさしもあらざりしを」
10分前以内
|
>
|
注目テキスト