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蜻蛉日記原文全集「ただなりしをりはさしもあらざりしを」 |
著作名:
古典愛好家
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蜻蛉日記
ただなりしをりはさしもあらざりしを
ただなりしをりはさしもあらざりしを、かく心あくがれて、いかなる物もここにうちおきたる物とどめぬくせなんありける。かくてやみぬらん、そのものと思ひ出づべきたよりだになくぞありけるかしと思ふに、十日ばかりありて文あり。なにくれといひて
「丁の柱に結ひつけたりし小弓の矢とりて」
とあれば、これぞありけるかしと思ひて、ときおろして
おもひいづるときもあらじとおもへども やといふにこそおどろかれぬれ
とてやりつ。
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