|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
土佐日記 原文全集「海の月」 |
著作名:
古典愛好家
10,282 views |
海の月
一月八日
八日、障ることありて、なほ同じところなり。
今宵、月は海にぞ入る。これを見て、業平の君の
「山の端逃げて入れずもあらなむ」
といふ歌なむ思ほゆる。もし海辺にて詠まましかば、
「波たちさへて入れずもあらなむ」
ともよみてましや。いまこの歌を思ひいでて、ある人の詠めりける、
照る月の流るる見れば天の川 出づる港は海にざりける
とや。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
土佐日記 原文全集「大湊の泊」
>
土佐日記 原文全集「宇多の松原」
>
枕草子 原文全集「七月ばかりに/にげなきもの」
>
平家物語原文全集「内裏炎上 4」
>
蜻蛉日記原文全集「二月も十余日になりぬ」
>
平家物語原文全集「殿下乗合 3」
>
平家物語原文全集「二代后 3」
>
最近見たテキスト
土佐日記 原文全集「海の月」
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング