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古文単語「かぎる/限る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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かぎる/限る

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「かぎる/限る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行四段活用

未然形かぎら
連用形かぎり
終止形かぎる
連体形かぎる
已然形かぎれ
命令形かぎれ


意味1:他動詞

(範囲などを)
限定する、区切る

[出典]:徒然草
「この歌に限りてかく言ひたてられたるも、知り難し。」

[訳]:この(紀貫之の)歌に限定してこのように取り立てられているのも、理解できない。


意味2:自動詞

(範囲が)
限定されている、定まっている

[出典]:御輿振 平家物語
「およそ武芸にも限らず、歌道にもすぐれたり。」

[訳]:(優れていることが)だいたい武芸に限定されているわけではなく、歌道にも優れている。


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