manapedia
更新日時:
在原業平『おほかたは月をもめでじこれぞこの積もれば人の老いとなるもの』 現代語訳と品詞分解
著作名: 走るメロス
28,260 views
はじめに

このテキストでは、古今和歌集で詠まれている「おほかたは月をもめでじこれぞこの積もれば人の老いとなるもの」という歌について説明していきます。

原文

おほかたは月をもめでじこれぞこの積もれば人の老いとなるもの

現代語訳(口語訳)

たいていの場合には、月を愛でることはしない。これはつまり、この月こそが積もり積って人の老いの原因となるものなのだから。

単語

おほかたはたいていの場合
積もれば人の老い月(空のお月さま)と、月(1月、2月…)をかけて、月日が経つと人は老いるものだと言っている


品詞分解

※名詞は省略してあります。

おほかたは副詞(または名詞「おほかた」+係助詞「は」)
格助詞
係助詞
めでダ行下二段活用・未然形
終息の助動詞・終止形
これ
係助詞
格助詞
積もれラ行四段活用・已然形
接続助詞
格助詞
老い
格助詞
なるラ行四段活用
もの


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。