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『蟷螂之斧(蟷螂の斧)』 書き下し文・わかりやすい現代語訳(口語訳)と文法解説 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、中国の故事である『蟷螂之斧(蟷螂の斧)』の原文(白文)、書き下し文、口語訳、そしてその解説を記しています。
斉(※1)荘公出猟。有一虫。挙足(※ⅰ)将(※2)搏其輪。
問其(※3)御曰、
此何虫也。
対曰、
此所謂(※4)螳螂者也。其為虫也、知進(※ⅱ)而不知却。不量力而軽敵。
荘公曰、
此為人而必為天下勇武(※ⅲ)矣。
廻車而避之。
斉荘公出猟。
斉の荘公 出でて猟す。
有一虫。挙足将搏其輪。
一虫有り。足を挙げて将(まさ)に其の輪を搏(う)たんとす。
問其[御曰、
其の御に問ひて曰はく、
「此何虫也。」
「此れ何の虫ぞや」と。
「此れ何の虫ぞや」と。
対曰、
対(こた)へて曰はく、
「此所謂螳螂者也。
「此れ所謂(いはゆる)螳螂なる者なり。
其為虫也、知進而不知却。
其の虫為(た)るや、進むを知りて却(しりぞ)くを知らず。
不量力而軽敵。」
力を量らずして敵を軽んず」と。
「此れ所謂(いはゆる)螳螂なる者なり。
其為虫也、知進而不知却。
其の虫為(た)るや、進むを知りて却(しりぞ)くを知らず。
不量力而軽敵。」
力を量らずして敵を軽んず」と。
荘公曰、
荘公曰はく、
「此為人而必為天下勇武矣。」
「此れ人たらば必ず天下の勇武と為らん」と。
「此れ人たらば必ず天下の勇武と為らん」と。
廻車而避之。
車を廻(めぐ)らして之を避く。
知っていますか?【「はんこ」と「印鑑」】の違い
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