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「卵」と「玉子」の使い分け
著作名: 春樹
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「卵」と「玉子」の使い分け

似たような言い回しをするけれど、実は意味が違う。そんな言葉にフォーカスをして連載していきます。第7回は玉子についてみていきましょう。どちらも"たまご"と読みますが、どういったシチュエーションで使うのでしょうか。

「卵」と「玉子」

卵は、鳥や魚、虫などが産むたまごのことを言います。きちんと育つたまごのことです。一方で玉子は、食べるたまごのことを言います。この玉子は温めても孵化(ふか)することはないたまごのことです。ちなみにイクラのたまごは卵と書くことが多いです。ちょっとややこしいですね。

通常、生物学的な意味での「たまご」は「卵」と表記され、食材としての「たまご」は「玉子」と表記されることが一般的です。

例えば、魚や昆虫の「たまご」は「卵」と表記されますが、「玉子」とは呼ばれません。逆に、鶏の「たまご」は料理の材料としてよく使用されるため、「玉子」と表記されることが多いです。

ただし、料理の調理法に関係なく「卵」と表記される場合もあります。例えば、「ゆで卵」や「卵焼き」という表現があります。また、比喩的に使用される場合も、「医者の卵」などは「卵」と表記されます。

漢字の由来を見ると、「卵」は魚などの丸くてつながった「たまご」の形を象った文字で、孵化して子供になるものを表しています。一方、「玉子」は、殻に包まれた鳥の「たまご」の丸い形から「玉の子」で「玉子」となり、料理に用いられる鳥類の「たまご」が「玉子」と表記されるのです。

英語では、鶏卵以外の「たまご」を使った料理名には「egg」が使われ、鶏卵を使った料理名には「omelet」や「scrambled eggs」などが使われます。例えば、「鮭の卵」は「salmon roe」、「玉子焼き」は「Japanese omelet」と言います。

「ひよこがたまごからかえった」というときには卵、「たまご料理のレシピ」というときには玉子


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